導入終了後のレッスンで学ぶこと

レッスン内容

ブログをご覧いただき、ありがとうございます🌷

先日の導入期のレッスン内容に続き、今日は導入終了後のレッスンで私が大切にしていることをお話させて頂きたいと思います。

導入が終了すると、ある程度の音符が自分で読めるようになってきます。
導入で感じて頂いた、「ピアノが弾けた!」「きれいな曲をお父さんお母さんに聴いてもらえた!」というワクワクしたり、嬉しかった気持ちを更に広げていきたいと思っています。

ただ楽譜に書いてある音を弾けるだけでも、立派なことですが、ピアノの楽しさはその先にあると思っています✨
自分の奏でる音色をよく聴いて、心をこめて弾くと、「こんな素敵な音楽をつくれるんだ!」という新しい楽しさを感じながら、初級以降は学んでくれたら嬉しいな と思ってレッスンしています。

素敵な音楽を作っていくにあたり、大切なことはとても沢山ありますが、私がよく生徒さんに指導することの1つをお話しようと思います🎵

言葉にもまとまりがあるように、音楽にもまとまりがあります。
音楽では、「フレーズ」というのですが、「フレーズ」を感じて弾くことで大きく曲の雰囲気が変わってきます。

「おはよう」と言うのに「お は よ う」と1音1音発音すると可笑しいですよね。

ピアノも同じです。
1音1音区切りが出来てしまうことの原因の多くは手首が1回1回上下に振れてしまうことです。自分が出したい音色を出すには、1本1本の指をきちんと動かしてコントロールできるようにしなければなりません。
小さい生徒さんがすぐに手首ではなく指をきちんと動かして弾くことは難しいですが、少しずつ指を動かして弾けるように練習しています。

また、「おはよう」と言うのに、自然と私たちは語尾を弱く発声しますよね。

ピアノでもフレーズの最後は、弱く終わっていくように弾けるといいのですが、最後でドスーンと大きくなってしまうことが、どの生徒さんでも最初はとっても多いです🤣
尻もちついちゃダメだよといつも私が言っているので、だんだん自分でも気づくようになってくれます✨

まだまだフレーズにまつわる話は尽きませんが、話が長くなってしまうので、またの機会にお話しさせて下さい。

こうしてフレーズを感じることができるようになることが、歌心をもって演奏できるようになる第一歩だと考えています。

ピアノの先生がよく言う「歌って弾いて」と言う言葉は難しく聞こえるかもしれませんが、1つ1つ改善していくと、経験と共に自然と身についてくるものだと思います😊

私も生徒さんにとって分かりやすい指導を心がけていきたいと思います♪

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました🌷

緑区徳重鶴が沢 鈴木梨紗子ピアノ教室

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